マルセイユ（フランス）

フランス第二の都市でヨーロッパ最古の貿易港「旧港」がある南フランスの港町で、プロヴァンス地方が発祥のブイヤベースが有名。高台から街と港を見守るように建つノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院には展望台も併設され、マルセイユの街が一望できます。ご希望の方は追加代金不要にて添乗員が船社のシャトルバスにて市内入口までご案内しますので、思い思いに散策をお楽しみください。

• 復路はお客様自身で船へお戻りください。詳細は解散時にご案内します。

ジェノバ（イタリア）

金融で発展した中世の栄華を彷彿とさせる街並みが市内を中心に大規模で残り、その姿を今に伝えています。フェラーリ広場には、ドゥカーレ宮殿や白黒の縞模様が特徴的なサン・ロレンツォ教会をはじめとした数多くの歴史的建造物があり、なかでも世界遺産に登録されたレ・ストラーデ・ヌオーヴェ（新街路）とパラッツィ・デイ・ロッリ制度で競うように建設された豪壮な貴族の館は必見です。

チビタベッキア（イタリア）に寄港し、ローマへ

イタリアの首都ローマは約3000年にわたって芸術、建築、文化の面で世界に影響を与え続けている広大な国際都市です。古代ローマ時代の円形闘技場であるコロッセオ、噴水に背を向けたまま貨幣を水中に投げると再びローマに来れるという俗説があるトレヴィの泉、映画のロケ地にもなったスペイン階段などの名所が多く、見どころ満載です。

12月出発まで：パレルモ（イタリア）

詩人ゲーテが「世界で最も美しいイスラムの都市」と称えたシチリア島内最大の都市で、東アジア、ヨーロッパ、アフリカと様々な文化の交差点として栄え、紀元前からの壮大な歴史を今に伝えています。保存状態のよい回廊や礼拝堂のビザンティン式モザイクで知られるモンレアーレ大聖堂は、貴重なアラブ･ノルマン建築様式の世界遺産として登録されています。当コースでは他にも、パレルモ大聖堂やBGMが耳に残る有名なマフィア映画のロケ地にもなったマッシモ劇場へご案内します。

1月出発以降：メッシーナ（シチリア島/イタリア）に寄港し、タオルミーナへ

タウロ山の中腹、標高約200mに街が細長く広がるタオルミーナは変化に富む類まれな美しい風景と温暖な気候で、古くから上流階級の人々に冬の保養地としても愛されてきました。白と黒のタイルが整然と敷かれ並んだ4月9日広場からはイオニア海や島の雄大な絶景が楽しめ、戦争により破壊されたギリシャ劇場の舞台中央からは世界遺産のエトナ山をはじめ、四季折々の景色が堪能できます。

ヴァレッタ（マルタ島/マルタ共和国）

ヨーロッパとアフリカの間、地中海の真ん中に位置する島国のマルタ共和国は古代から常に戦いの要塞となり、多くの民族や文明の影響を受けてきました。世界遺産の首都ヴァレッタは、ヨーロッパの盾としてオスマン帝国と戦った誇り高き「マルタ騎士団」ゆかりの名所があり、街の階段は甲冑騎士が移動しやすいよう段差が低く作られています。

バルセロナ（スペイン）

スペイン・バルセロナの人気の理由は、魅力的な観光スポットの多さにあります。市内にはローマ時代の遺跡や旧市街の街並みが数多く残っているほか、世界的な建築家、アントニ・ガウディをはじめ、ミロ、ダリ、ピカソなどそうそうたる芸術家を多数輩出したことから、アートの街としても発展してきました。着工から100年以上が経過しても今なお建設途中という、珍しい世界遺産サグラダ・ファミリアは、あまりにも有名な巨大教会です。

終日クルーズのお楽しみ

寄港地に入港しない日は船内新聞を片手に是非、船内散策を！MSC社最新鋭の船「MSCワールド・エウローパ」には、ゆったりのんびり過ごしたい方からアクティブに楽しみたい方まで、あらゆる世代の方にご満足いただくための仕掛けが盛りだくさんです。