マルセイユ（フランス）

フランス第二の都市でヨーロッパ最古の貿易港「旧港」がある南フランスの港町で、プロヴァンス地方が発祥のブイヤベースが有名。

ジェノバ（イタリア）

金融で発展した中世の栄華を彷彿とさせる街並みが市内を中心に大規模で残り、その姿を今に伝えています。フェラーリ広場には、ドゥカーレ宮殿や白黒の縞模様が特徴的なサン・ロレンツォ教会をはじめとした数多くの歴史的建造物があり、なかでも世界遺産に登録されたレ・ストラーデ・ヌオーヴェ（新街路）とパラッツィ・デイ・ロッリ制度で競うように建設された豪壮な貴族の館は必見です。

ナポリ（イタリア）に寄港し、ポンペイへ

ローマ、ミラノに次ぐイタリア第三の都市ナポリは、街の美観に感銘を受けた文豪のゲーテが「ナポリを見てから死ね（＝生涯で一度は見るべき）」と名言を残したことでも有名な街で、世界遺産ポンペイ遺跡の観光への玄関口にもなっています。西暦79年に発生したヴェスヴィオ山の噴火で一瞬にしてポンペイの街は火砕流に飲み込まれた後、約1700年もの間地中に眠っていたことから保存状態が良く、世界遺産にも登録されています。

パレルモ（イタリア）

詩人ゲーテが「世界で最も美しいイスラムの都市」と称えたシチリア島内最大の都市で、東アジア、ヨーロッパ、アフリカと様々な文化の交差点として栄え、紀元前からの壮大な歴史を今に伝えています。当コースでは、BGMが耳に残る有名なマフィア映画のロケ地にもなったマッシモ劇場や、パレルモ大聖堂へご案内します。

ラ・グレット（チュニジア）

首都チュニスに隣接するメディナと呼ばれるチュニスの旧市街から約15kmのところにある港町。旧市街散策やチュニジアンブルーと白壁の街シディ・ブ・サイド観光も人気です。当コースでは1979年に世界遺産に登録されたカルタゴ遺跡と、シディ・ブ・サイド散策へご案内。カルダゴ遺跡は紀元前9世紀、海洋民族フェニキア人の植民都市建設に始まり、ハンニバル将軍の活躍や地中海の交易で栄えるも、ローマ軍に敗れ一時廃墟になった後に再建されました。そのため遺跡のほとんどはローマ時代のものですが、古代カルタゴの痕跡もわずかに見られます。

バルセロナ（スペイン）

スペイン・バルセロナの人気の理由は、魅力的な観光スポットの多さにあります。市内にはローマ時代の遺跡や旧市街の街並みが数多く残っているほか、世界的な建築家、アントニ・ガウディをはじめ、ミロ、ダリ、ピカソなどそうそうたる芸術家を多数輩出したことから、アートの街としても発展してきました。着工から100年以上が経過しても今なお建設途中という、珍しい世界遺産サグラダ・ファミリアは、あまりにも有名な巨大教会です。

終日クルーズのお楽しみ

寄港地に入港しない日は船内新聞を片手に是非、船内散策を！5つのレストラン、4つのプール、キッズエリア、インタラクティブ4Dシネマなどを備えた船内では上質な雰囲気の中で滞在をお楽しみいただけます。
【SHIP DATA】
◆建造年：2009年（2012年改装）　◆総トン数：137,936トン
◆乗客定員数：4,363名　◆全長333m